近況報告

[PREV] [NEXT]
...... 2018年02月01日 の日記 ......
■ 春琴物語   [ NO. 2018020102-1 ]


勝手に名付けた「谷崎潤一郎まつり」。
先日、
「春琴物語」(1954年京マチ子主演)
を観にいきました。

「春琴抄」の世界を映像で楽しむことができました。
途中までは。

チラシには

「大阪の薬種問屋の娘・お琴と、盲目のお琴にただ献身的に尽くす奉公人の佐助。ふたりの異様な関係は、お琴が大火傷を負ったとき、至上の愛の高みまで達する」

なんて書いてありましたが、映画を観ると

「ふたりの異様な関係は、お琴が大火傷を負ったとき、ありきたりの愛情に堕する」

という感じ。
谷崎は

「女は男を犬の如く便利に頤使し、
男は、そんな驕慢な女に犬の如く仕え、尽くすことを、至上の喜びとし、彼女に終生献身する」

そういう「異様な愛」をこそ描きたかったはずなのに、
それでは普通の人は(普通の観客も、普通の監督も)納得しない、ということなんでしょうね。


...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: