 東征前史(2)
ノルマン民族は、北部ヨーロッパ沿岸一帯で通商を行う一方、海賊船による略奪行為も繰り返した。
そこで、ヤリタイ帝国はノルマン人海賊の本拠地、ノルウーマンディ公国を征服すべく、水軍を差し向けた。
しかし、ノルマン人はもともと海洋民族で、操船にたけていた。
ヤリタイ帝国が誇る無敵のエロチック艦隊も、コテンパン沖海戦で、ノルウーマンディの船団にこてんぱんにやっつけられた。
一方、最大の陸戦、クルシク大戦車戦では、押し寄せるヤリタイの戦車3000台を、ノルウーマンディの戦車500台が迎え撃った。
数では圧倒されていたノルウーマンディ戦車軍団だが、彼らの戦車は馬の代わりにヤリタイ軍の捕虜をつないでいたので、ヤリタイ軍は同胞を傷つけることを恐れて充分攻撃できなかったのだ。
結局この闘いも、ノルウーマンディ軍の大勝利に終わった。
このように、どんなに卑怯・卑劣な戦法でも、勝てそうとあれば、ためらわずに取り入れるのがノルウーマンディ軍の強みだ。
ヤリタイ帝国の将兵から 「そこまでやるか!?」 と呆れられ、かつ恐れられた。
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