
昨日のつづきでございます。
ミストレスさま、 馬車などの大きな用具、 そして 広大な敷地。
これらを提供してくれるOWKは、 やはり凄いM施設でしたな (過去形なのは、今はそうではないらしいから)。
では、馬車に繋がれる奴隷の皆様は どういう人たちなんでしょう。 馬派がグループで参加? それとも、来訪したM男性の中から募る?
まあ、こうして写真に撮られているのは あらかじめ写真用にセッティングされた人たち なんでしょうが。
+++++++++++++++++++++ さてさて。
「SM歴」という言葉がございまして。 それ系のバーやサロンやイベント会場などでは、 知り合ったばかりの人たちの間で 「SM歴何年?」 なんて質問が飛び交ったりします。
「SM歴」とは、どうも、 「SMを実践してきた年数」を指すようですな。
実践の場では、どれくらい経験を積んできたかは ある種のバロメーターになるので、 「SM歴」を問うことの意義はわかります。
それは分かるが、 SMの実践を以て、 「SM歴」と称することには、 正直なところ、違和感を覚えますな。
SMを「サドマゾヒズムの略」と捉えた場合、 実践がその全てではなかろうと思うから。
今のようにクラブもなく、 ネットによるパートナー探しもできなかった時代、 SMを実践する機会は限られておりました。
というか、マゾヒストやサディストの大半は 実践する機会なんかなかったのです。
あの谷崎潤一郎だってそうです。 彼の自伝的小説「饒太郎」を読めば 彼ら往年のマゾヒストが どれほど実践の機会に飢えていたかが よくわかります。
「SM歴」が「SM実践歴」だとすれば 谷崎は実践してないから SM歴は乏しいってことになり、 流石にそれはおかしいだろうと思う。
実践が容易になった、21世紀の今日。 サドマゾヒズムを実践している人たち同士が 会話の中で 「SM実践歴」の意味で「SM歴」という言葉を 使うことをあげつらっているのでは もちろんありません。
そうしたSM業界(?)においては、 「SM歴」とは「SM実践歴」を指す用語として 認知されているのでしょう。
ですから、そういう「業界用語」としてなら 「SM歴=SM実践歴」という用法に 何の異議もございません。
ただ、一般的な用語としては、 ある人がどれだけ長くSMを実践してきたかをもって、 その人の「SM歴」とすることには、 やっぱり抵抗がありますな。
なんでこんなことを言い出したかというと パートナーとの実践だけでなく 昨日まで話したような 『ヤプー』や『男を飼う』や谷崎作品などを読んだり、 あるいは、女性上位系の絵や写真や映画やビデオを見たりすることも、 Mの喜びだと思うからでございます。
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